ゴルフは如何にミスを減らすかを競うスポーツ

私は、「ゴルフは如何にミスを減らすかを競うスポーツ」だと考えています。

特に1ラウンド100を切る明暗を分けるのは、アイアンでベタピンを狙う能力でも、すべてワンパットで収めるパッティング能力でも、ましてやドライバーの飛距離でもありません。そんな特殊能力がなくても、十分、100を切ることができます。

それは、ミスをトータルで如何に減らすかを追求すること。これを徹底すれば、実は意外と簡単に100の壁を切ることができます。

100を切るのが当たり前になるための再現性

15年ほど前(2003年秋)、私が初めて100を切った時のことです。

就職したての頃、大学時代の体育の授業でゴルフを選択しハマった私は、独学ですが週3回以上、ゴルフ練習場で200球ほど打ち、月2回のラウンドをこなし、1年ほど経ってようやく100を切ることができました。

しかし、当時はOBやミスショットが多く、パーや、さらにはバーディまで計算しなければ100を切れないというギャンブルのようなラウンドの中での、今考えると、宝くじが当たっただけだったのです。

これでは、何度もコンスタントに100を切るという再現性はとうてい見込めません。

実際、100を切った次のラウンドでは帳尻を合わすように110をたたいたのです。

それから数ヶ月の間、100~120、たまに100を切って大喜びというゴルフをしていました。

スコアメイクは致命的なリスクを避けること

そんな折、70歳手前の上級者(HC8くらい)の方とラウンドする機会をいただき、その人のゴルフをみてショックを受けました。

ドライバーの飛距離は200ヤードも飛ばないくらいないのですが、上がってみたらほとんどパー。距離が長いホールだと、さすがに苦しそうでしたが、それでも寄せワンのパーや悪くてもボギーくらいまででおさえています。

その時感じたのは、致命的なミスショットが全くないことでした。

ミスショット自体は2~3ホールに1回以上はあるのですが、そんなに素晴らしいプロみたいな弾道のショットは無いのに、なんだかんだでパーかボギーで収める不思議なゴルフでした。

その方は、年間のラウンド数が多いので芝の上での練習が実戦ででき、ラフや斜面、バンカーなどのリカバリーが上手いのですが、そもそもリカバリーが必要な状況にならないんです。

後になって考えると、それがコース戦略であり、スコアメイクだと気付かされ、コース戦略の重要性を初めて体感したラウンドでした。

スコアメイクのための武器が、実は私にとってチッパーなのですが、なぜ、チッパーがスコアメイクの武器になり得るのかといえば……字数が多くなったので次回に書こうと思います。

チッパーは攻めるクラブだ!に続く。