チッパーの打ち方と利点

チッパーはグリーン周りのアプローチで使用しますが、基本はパターと同じように打ちます。

ここで注意が必要なのは、パターのような形状ですがロフトがあるのですが、チッパーをアイアン、特にウェッジなどと同じようにダウンブローで……とか、肘を抜いて……などと考えてはいけません。

フェースを開いたり、アウトサイドインに切るように打ったり……という技術も全く必要ありません。

チッパーは、単純にパターの要領で打ってやれば良いです。(ロフトの大きいチッパーはこの限りではありません。詳しくはこちら

人それぞれパットの癖もあり、チッパーも一概にパットと同様の打ち方で100パーセントOKというわけではありません。でも、簡単なクラブですので、パターの要領で上手くいかなくても、ある程度練習すれば、習得が難しいクラブではないと感じています。

打ち方も大切ですが、器用なクラブではないため、どのような弾道になるかをイメージし、実際のプレーでどのような場面でどう使うかの方が重要になってきます。そのためにも、チッパーの弾道を確認しましょう。

基本はランニングアプローチ

ロフトでいうと、9番アイアンから8番アイアンくらいなので、チッパーで打ち出された打球は、ウェッジに比べ低く上がって転がりの多い弾道を描きます。いわゆるランニングアプローチです。

メーカーでは、キャリー1に対してランが3で設計などと発表したりしていますが、そのあたりはあまり気にせず、練習場や実戦のグリーン周りで試して、自分の感覚をつかんでやるのが良いと思います。経験上、打ち方の癖によってかなり変わるからです。

チッパーによってはロフトが寝ているものもありますが、無理に上げようとすると2度打ちしてしまうこともあるので気をつけて下さい。私も何度も辛酸をなめています。

ただ、慣れていくと9番アイアンなどでランニングアプローチをするよりも簡単で、パターと同じような距離感で打てるようになります。理由としては、ソールが広く滑ってくれてダフリによるミスを軽減してくれるのと、フェースがネックと直結していないため、シャンクの危険性もないことが挙げられます。

少しシャフトの根本付近で打っても、概ねまっすぐ転がってくれます。(距離は短くなりますが…)

少し練習すると、ある程度使いこなせるようになりますので、非常に重宝するクラブとなります。また、ミスがほとんどなくなるので、グリーン周りでのザックリやシャンクなどの精神的にきつい思いをしなくてもすむようになります。

自分の打ち方を確立すると、そもそもチッパーには特殊な打ち方は必要ないので、距離感を練習すれば今までのグリーン周りのアプローチが激変することでしょう。