同伴競技者の目

チッパーなんておじいちゃんのクラブ使ってるんだ

チッパーが有効だと知っていながら躊躇する理由の一つが、この同伴競技者の目です。

ゴルフの同伴競技者は、会社での繋がりがある方もいて、どうしても同伴競技者の目が気になります。慣れるとそうでもないのですが、チッパーを使っている自分が何となく恥ずかしいんですね。別にルール違反しているわけではないのに。

例に漏れず、私もチッパーのデビュー戦は、とある会社関係のコンペでしたが、比較的、ストレスの少ないメンバーでのラウンドを選びました。

そして、一緒にラウンドした少し年上の先輩に言われたのが冒頭のセリフです。

当時の私は、3年間の全くクラブにすら触れないというブランクから明けて、100が切れずもがいていました。わらにもすがる思いで少ない予算の中から手にしたのがチッパー。でも正直、「やっぱり言われちゃったな」って思いました。

というのも、私は元々競技志向でクラブもブリヂストンの上級者モデル(当時のブランドはTOURSTAGE)を好んで購入していました。そんな私がチッパーをもっていて、グリーン周りでうれしそうに使っていたのです。先輩が嫌なこと言うのもうなずけます。

しかも最初は距離感が合わず、致命的なミスはないもののショートを繰り返していました。その度に「これだからチッパーは!」と言われました。ウェッジでのアプローチを練習したらいいのにって言葉が続きそうな勢いです。

とても悔しかったです。

やっぱり上がってナンボ

ところが、チッパーを入れて2度目のラウンドの時です。この時は、だいぶまとまったアプローチができるようになっていました。グリーン横の左足上がりのラフから、フワッとした弾道で寄せワンをしたとき、自分でも手応えを感じていました。

すると同伴競技者は、前回の先輩とは違う方でしたが、「それなんていうクラブ?」「私もチッパー入れようかなぁ!?」と言われました。その方はアベレージが95前後くらいで、そんなに下手なわけではありません。ただ、グリーン周りのアプローチで、たまにザックリするそうで、私のチッパーに目を奪われたそうです。

報われた気分でした。

その日は残念ながら100を切ることができませんでしたが、これからもチッパーを使おうって気持ちになりました。

その後、私がチッパーを使ってグリーン周りで寄せワンを繰り返す姿を見せると、「出たな秘密兵器!」っと言われるようになりました。まぁ多少は揶揄もあるのかなって思いますが、実際、自分のスコアが良くなっているので、あまり気にならなくなりました。

結局は上がってナンボ。同伴競技者はスコアで黙らせましょう!